ルー・リードのCD
LOU REEDEADLINE
ルー・リード ショートストーリー
ヴェルベット・アンダーグラウンドのヴォーカル&ギタリスト
というよりも,そのものであった異端の男。
デビュー前は作曲家として当時のサーフソング
(要するにに流行歌)を作っていた。
当然本人はそんな生活が嫌気がさし
ヴェルヴェットアンダーグラウンド結成。
アンディ・ウォーホールに見出され
彼のライトショウに専属のバンドとして一躍注目をあびる。
特に大ヒットするわけではないが、4枚作品を出した後解散。
バンド名自体は別人により続くが
ルー・リードがいなければ当然先は見えていた。
1972年ソロアルバム発表。その後代出世作「ベルリン」発表。
当時のグラム・ロックのブームにのり
大物としての扱いを受ける。
この当時のライブは演奏が分かりやすいものになっている。
日本にも彼氏連れでやって来たのもこの時期だ。
当時の日本では当然・・。そして問題作がでる。
悪意に満ちているとまで評された「メタル・マシン・ミュージック」
一定のノイズのみがアナログディスク2枚組に収録されている。
絶句ものの1枚です。当然大批判を受け一旦沈黙。
その後内省的作品が続けて発表されていく。
1980年代はそう、なんというのだろう手堅い演奏
そしてじっくりと歌いこむ作品が多くなっていく。
そんな中「ライブ・イン・イタリー」がヨーロッパで評判になり
日本でその輸入盤が大ヒット!!
(というもののいままでのレコードセールスと比較しての意)
あまりの売れ行きにレコード会社がびっくりで
いきなり日本盤まで出てしまうという珍事が起こる。
そしてジャパン・エイド出演のため来日。
インタビューにおける彼の発言は、そこまでの彼と
全く変わらない彼の考え方が感じられ、
その信念の強さ、凄さにおどろいた。
その後も変わらぬ姿勢でのアルバムの発表が続く。
「マジック&ロス」発表後再び日本にやってくる。
そしてそこには落ち着いた彼がいた。
詩人としての評価も高く語学力があれば・・・
そう語学力があればより彼の世界がよく理解できます。
(とは言え・・・・・・・)70年代初頭の作品群が分かりやすく、
全体を把握しようと思えばメンツが最高だった
「ライブ・イン・イタリー」辺りがお勧め。
じっくり聞き込むことが苦手な方、
派手な演奏がお好みの方には少し難しいかもしれません。
ルー・リードの作品
最新更新日 2022年9月23日
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